片付けようと思うタイミングは?

なんだか散らかった部屋で落ち着かない!

明日、大事な試験なのに机の上がごちゃごちゃ!

物置の奥のモノが取り出しにくい!

急に友達が遊びに来るけど、部屋をキレイにしなくちゃ!

忘れ物が多いのはモノが多すぎじゃないか!

どこに何があるのか分からなくなってる!

そんな風に感じていたらきっとそれは、整理が必要なタイミングです。


【モノに対する欲求】

誰でも、モノに対してはお金を出して買ったのだから

持っていて当たり前、という考えにとらわれる。

人からもらったものはずっと大事にしなくては・・・と思いこんでいる。

自分で手づくりすると作品に込められた思いや、

制作過程もがモノに入り込んでしまって手放すなんてできなくなる。

家の中がモノで埋もれてストレスになったり、

思うように仕事がはかどらないのは多すぎるモノの影響である。

とは考えられないのは、人の持っている欲求の所有欲のせい。

人は便利になるように工夫して、いろいろなモノを作りだしてきました。

他の生き物にはない人だけが持っている知恵のおかげです。

でも、その結果モノに対する欲求が強くなればなるほど

モノでがんじがらめになっているのではないでしょうか。

整理をするタイミングは人それぞれあるとは思いますが、

ストレスを感じた時が一番です。


【モノは凶器にもなる】

必要の無いものばかりに囲まれていては、安心して生活ができません。

以前大阪北部の地震のあった2018年6月、50代男性が家の中で

たくさんの本やCDに押しつぶされ亡くなっていたとの記事がありました。

家そのものが倒壊したのではなく、モノが落ちたことによる圧死でした。

自分の身の回りに,今地震が起きたら落ちてくるものはないか、

倒れてきたら危険はないのかを確認して欲しいと思います。


【空間は心のゆとり】

モノをたくさん持っていることは決して「豊か」ではありません。

心にも空間にも「ゆとり」を持つことが本当の豊かさになる事だと常々感じています。

認定講座やお片付けセミナーの受講生には、

「収納に開いているスペースがあっても詰め込まないこと、

『空間は心のゆとり』だと思ってください。」

と、いつもお話させていただきます。

厳選した自分のお気に入りのモノ、快適な生活ができる空間をつくることが

本当の「豊かさ」になると信じています。

saiko

整理収納  アドバイザー  篠原さい子・愛媛県松山市

愛媛県松山市在住、整理収納アドバイザー お掃除スペシャリストクリンネスト 整理収納アドバイザー2級認定講師の篠原さい子です。 ファミリーサポートセンターの育児・介護の提供会員として活動中。 同居していた義母はすでに他界。息子二人はそれぞれ社会人で一人暮らし。 現在は旦那さんと二人の生活。 そして、昭和46年に建てられた家に残されたたくさんの物…どうする? 出会ったのが…整理収納アドバイザースキル。

0コメント

  • 1000 / 1000