服の収納ポイント
「着ていく服が見つからなくて困っています。何かいい収納用品はありませんか?」
こんな質問をいただくと困ってしまいます。
なぜなら、どのような服でいつ、どこで、誰が、どんな時、
どのような場所に着ていくのかをまずは考えてから、収納方法も考える方が良いからです。
収納とは?
使うときのことを考えて収納すること!
【吊下げ収納】
通勤で使う服であれば、出かけるときに迷わず取り出せてすぐに着られる事。
仕事をする上で大事なことが「きちんと感」であれば、
お客様から見ても、清潔できちんとした印象の服でなければいけません。
メンテナンスも大事で、クリーニングに出す必要もあると思います。
ブラウスやスカートがシワになっていては、印象も悪くなってしまいます。
そんな服を収納するのは、ハンガーにかけておく吊下げ収納です。
朝着ていくときにはベストの状態で、すぐに取り出すことができます。
【吊下げ収納に必要なハンガーを揃える】
クローゼットのハンガーは同じものでそろえると、格段にスッキリと見やすくなります。
素材もデザインもいろいろありますので迷うところですが、ショップのイメージでハンガーを揃えていただくことをお勧めします。
いろいろな種類のハンガーが混ざってしまうと、せっかくのお気に入りの服が安っぽくなってしまい、まるでバーゲン会場のよう。
バラバラのハンガーでは、せっかくの大事な服が台無しになってしまいます。
ハンガーを揃えるだけで統一感が生まれ、気持ちのいいクローゼットになります。
不思議なことに、ハンガー次第で服がグレードアップしたような感覚さえ生まれます。
【引き出し・棚収納】
普段着はシワなどを気にせずにリラックスできるデザインや素材。
お手入れも自宅で簡単にできるものがいいですね。
家で着ているので、掃除や洗濯、炊事など身軽に動くことができて、汚れたら自宅で洗濯ができること。
そんな服を収納するのは、引き出しや棚収納です。カゴなどを使っても良いでしょう。
畳んでもしわになりにくい、ジャージやTシャツなどであればお手入れも楽々。
引き出しに入れるときに、気を付けることは上から見るので、立てて収納すること。
立てるのが難しいようであれば、少しずらして斜めに入れると全部の服が見渡せます。
【ニット素材の収納】
ニット素材の特徴は、伸びやすい事!
ニット類は、吊下げると伸びてしまい形がくずれてしまいます。
できるだけ、大きく畳んで引き出しや棚に収納するようにしましょう。
ぎゅうぎゅうに重ねるとせっかくのニットの風合いが損なわれてしまいます。
できるだけ、ゆったり収納を心がけましょう。
【ニットでも吊るすモノ】
カーディガンなどの羽織物はハンガーにつるした方が良いかもしれません。
その場合には型崩れを防ぐために、ハンガーにすべり止めを付けることをお勧めします。
ハンガーの肩部分の角の形が跡になってしまうと、せっかくオシャレをしても残念ですよね。私が使ったすべり止めはクッション材。100円ショップで購入しました。
透明なシールタイプもあるのでこちらもお勧めです。
【まとめ】
■服の収納は使うときのことを考えて収納すること。
■素材に合わせて収納方法を考えること。
■何が入っているのか見てわかる工夫をすること。
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