床に物を置くことのデメリット

転倒する場所の一番は家の中!

家の中の危険なモノ。

それは床に置かれているマットや段差。

無造作に置かれている箱やもろもろのモノがつまづく原因です。


我が家の暗黙のルールは、

床にはモノを置かない!

整理収納アドバイザーになる前から床には

モノは置かない方がいいと家族全員が感じていました。


約25年前・・・四半世紀ですね。

一番最初に取り除いたのは、床に敷いてあるマット類です。

義母がパーキンソン病を患い、

チョットした段差でつまづき転倒したのがきっかけです。

*パーキンソン病の方はすり足で歩く傾向があります。

今まであちらこちらにあったマット類をほぼ撤去。

足元にはモノは置かない方が安全だという認識ができました。



もう一つ大きな事故が・・・


20年前

小学5年生だった長男が家の中で足ふき用マットに乗ったことで

足を滑らせ転倒し、左手を骨折!

長男は、おなかの調子が悪く、

足元がふらついていた時でした。

たまたま置いていた足ふきマットでしたが

こんなことになるとは思いもしませんでした。

5年生が参加する大三島少年自然の家の宿泊がある

1カ月前にギブスをすることになってしまいました。

その時の、長男の落胆は見ていられなかった。

何とか参加できるようにしようと

右手ひとつでも自分の着替えができるように

毎日着替え、お風呂の入り方などを

自分だけでできるように練習しました。

お風呂に入るときには,

包帯の上にビニールをかぶせることも練習!



その練習のおかげで、何とか宿泊も参加できて

担任の先生からは、

「ビックリしました!

お風呂に入るのも一人で全部できていて、

こちらが助けることはありませんでした。」

とのお言葉に、ホッとしたことを思い出します。

とはいえ、

やっぱり床に物があるのは

いろいろな弊害があるので

置かないように気を付けて・・・


というよりは、

床に置くことが危険!

と認識するようになりました。

唯一、キッチンは暖房用に

ホットカーペットがありますが・・・

床に物がない事のメリット


床にモノがないと掃除もしやすくなって一石二鳥です。

モノが床にあるとどうしても

モノの周りにほこりが溜まってしまいます。


掃除機をかけるときには、

モノを動かすという手間がかかります。

掃除機をかけた後には、また戻すという二重の手間。

それだけでも時間がかかり

掃除そのものが面倒なモノになってしまいます。


理想は・・・

モノを動かさなくても掃除ができること。

我が家は、ホコリが溜まりにくくなりました。

まずは床にあるモノをチエック!

移動できるものは移動をして、

処分できるものはできるだけ早く家から出すことで、

空間だけでなく気持ちのも変化が表れてきます。

整理収納  アドバイザー  篠原さい子・愛媛県松山市

愛媛県松山市在住、整理収納アドバイザー お掃除スペシャリストクリンネスト 整理収納アドバイザー2級認定講師の篠原さい子です。 ファミリーサポートセンターの育児・介護の提供会員として活動中。 同居していた義母はすでに他界。息子二人はそれぞれ社会人で一人暮らし。 現在は旦那さんと二人の生活。 そして、昭和46年に建てられた家に残されたたくさんの物…どうする? 出会ったのが…整理収納アドバイザースキル。

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